胡蝶蘭
ファレノプシス
性 質
- 育成上の注意
- 寒さに弱い (最低 10°C 以上)
- 葉焼けしやすい (強い日差しに弱い)
- 新しい葉が 2 ~ 3 枚つくと、花が咲く
- 開花時期
- 春 ~ 初夏
- 条件が良ければ2回咲く
管理
- 育成環境
- 日当たり
- 50%程度の遮光
- パフィオペディラムと並んで最も葉焼けしやすい
- 通気性
- 風通しの良い場所
- 4月上旬† - 10月上旬‡
- 屋外育成可能
- 上記を除く期間
- 屋内育成(10°C以上)
- † :目安は八重桜の開花時期
- ‡ :最低気温が20°Cとなる頃
- 水やり
- 5 - 9月
- 鉢の表面が乾いたら 毎日1回
- 上記を除く
- 鉢の表面が乾いてから、2 ~ 3日後
- 根腐れに注意
- 肥料
- 4月上旬†- 9月に追肥する。
- 骨粉入り油粕
- "窒素主体" 鉢1寸あたり1個 月一交換
- マグァンプ
- "燐酸主体"
- 液体肥料
- 水で2,000倍に希釈し、週1回程度施す。
- 9月に燐酸系の肥料を多めに施すと花着きがよい
- 花後の管理
- 株の体力を保つため、開花後に花茎の切断する。
- 時 期
- 先端の花が咲いてから、2-3週以内
- 場 所
- 根本から2カ所目の節の上
- 初夏/2回目の開花後は、花茎を根元から切断する
- 植え替え
- 判断基準
- 株が鉢からはみ出したとき
- 時期
- 八重桜の咲く頃 (4/10-5/5 地域にもよる)
- 鉢
- 素焼き, 蘭鉢
- 通気性がよく、小さめのサイズ
- 植え込み材
- 水苔
カトレア
性質
- 育成上の注意
- 直射日光が苦手(葉焼けしやすい)
- 新芽は物理刺激に弱い
- 大きなバルブに花が咲く
- 開花時期
- 春先 1 - 3月
管理
- 育成環境
- 日当たり
- 50%程度の遮光
- 風通しの良い場所
- 屋外育成期間
- 八重桜の咲く頃 - 10月始頃
- 最低気温が15℃を上回る期間
- 肥料
- 骨粉入り油粕(窒素/鉢1寸あたり1個, 月1交換 新芽が伸びてから - 6月頃まで)
- 燐酸系肥料(マグァンプ など, 6 - 9 月 頃まで)
- 2000倍希釈液体肥料 (週1回 , 5 - 9 月(屋外育成期間))
- 水やり
- 屋外育成期間
- 鉢の表面が乾いたら (雨天を除き毎日)
- 冬期
- 鉢の表面が乾いてから、2-3日後
シンビジウム
性質
- 育成上の注意
- 寒さに強い (5℃以上)
- 水を好む
- 日光を好む
- 新しいバルブの大きくなると、花が咲く
- 開花時期
- 1 - 3 月
管理
- 育成環境
- 日当たり
- 直射日光可
- 少し葉焼けする場合がある
- 風通しの良いところ
- 屋外育成期間
- 八重桜の咲く頃 - 11月始頃
- 最低気温が5℃を上回る期間
- 肥料
- 骨粉入り油粕(窒素/鉢1寸あたり1個, 月1交換 新芽が伸びてから - 8月頃まで)
- 燐酸系肥料(マグァンプ など)
- 1000倍希釈液体肥料 (週1回)
- 9月に窒素系肥料を切り、燐酸系の肥料を多めに施す
- 窒素過多で葉芽が増える
- 芽欠き
- 1本/バルブを目安に余分な芽を折り取る
- 花を咲かせる秘訣
- 花後の管理
- 花茎の切断
- 花茎の先端の花が開いたとき
- 株の疲弊防止
- 切断箇所
- 花茎の根元
- 植え替え
- 判断基準
- 株が鉢からはみ出したとき
- 時期
- 八重桜の咲く頃 (4/10-5/5 地域にもよる)
- 鉢
- プラスチック鉢, 蘭鉢
- 小さめのサイズ
- 植え込み材
- バーク + 軽石
デンドロビウム
ノビル系
性質
- 育成上の注意
- 寒さに強い (10℃以上)
- 開花時期
- 1 - 3 月
- 新しい茎を充実させると、花が咲く
管理
- 育成環境
- 日当たり
- 30%程度の遮光
- パフィオペディラムと並んで最も葉焼けしやすい
- 風通しの良い場所
- 屋外育成期間
- 八重桜の咲く頃 - 11月頃
- 最低気温が6℃を上回る期間
- 屋内飼育直前に2週間程度 14℃以下の低温に当てる
- 水やり
-
- 5-9月 (屋外飼育期間)
- 鉢の表面が乾いたら (雨天を除き毎日)
- 9月中旬以降
- 週1回にして、植え込み材を乾かす
- 10-翌4月 (冬期間)
- 鉢の表面が乾いてから、2-3日後 根腐れ防止
- 八重桜の咲く頃 - 6月
- 骨粉入り油粕(窒素/月1交換)
- 燐酸系肥料(マグァンプ など)
- 2000倍希釈 液体肥料(週1回)
- 7 - 8月
- 燐酸だけ (バッドグアノ など)
- 判断基準
- 株が鉢からはみ出したとき
- 時期
- 八重桜の咲く頃 (4/10-5/5 地域にもよる)
- 鉢
- 小さめの素焼き
- 蘭鉢は不適
- 通気性がよく、小さめのサイズ
- 植え込み材
- 水苔
- 肥料制限
- 窒素肥料 7月以降与えない
- 適度な乾燥
- 9月中旬以降週1回にして、植え込み材を乾かす
- 水を切ると茎にシワが出る。葉が落ちることもあるが、問題ない。
- 寒晒し
- 2週間ほど、14℃以下の低温に晒す
クリソトキザム
デンドロビウムのノビル系と同じ育て方
セッコク
ギンギアナムなど
性質
- 育成上の注意
- 低温に弱い (5℃以上を保持)
- 直射日光に弱い
- 開花時期
- 1~3 月
- 新しいバルブを充実させると、花が咲く
- 花の香りは、蘭類の中でかなり強い方
管理
- 育成環境
- 日当たり
- 30%程度の遮光
- 風通しの良い場所
- 屋外育成期間
- 八重桜の咲く頃 - 10月始頃
- 最低気温が10℃を上回る期間
- 水やり
- 5-9月 (屋外飼育期間)
- 鉢の表面が乾いたら (雨天を除き毎日)
- 10-翌4月 (屋内飼育/低活性)
- 鉢の表面が乾いてから、2-3日後
- 根腐れに注意
- 肥料
- 八重桜の咲く頃 - 9月
- 骨粉入り油粕(窒素/月1交換), 燐酸系肥料(マグァンプ), 液体肥料(2000倍希釈)
- 植え替え
- 判断基準
- 株が鉢からはみ出したとき
- 時期
- 八重桜の咲く頃 (4/10-5/5 地域にもよる)
- 鉢
- プラスチック鉢, 蘭鉢
- 通気性がよく、小さめのサイズ
- 植え込み材
- バーク + 軽石
セロジネ
インターメディア など
性質
- 育成上の注意
- 水が好き
- 開花時期
- 1 - 3 月
- 花茎が垂れ下がり、一本の花茎に多輪咲く
- 新しいバルブ(四角錐状)を太らせると、花が咲く
管理
- 育成環境
- 日当たり
- 30%程度の遮光
- 風通しの良い場所
- 屋外育成期間
- 八重桜の咲く頃 - 10月中頃
- 最低気温が10℃を上回る期間
- 水やり
- 5-9月 (屋外飼育期間)
- 鉢の表面が乾いたら (雨天を除き毎日)
- 10-翌4月 (屋内飼育/低活性)
- 鉢の表面が乾いてから、2-3日後
- 根腐れ防止
- 肥料
- 八重桜の咲く頃 - 9月
- 2000倍希釈液体肥料(毎週1回)
- 新芽が伸び始め - 6月
- 置き肥 骨粉入り油粕 (窒素肥料/月1交換)
- 6 - 9月
- 燐酸系肥料 (マグァンプ),
- 植え替え
- 判断基準
- 株が鉢からはみ出したとき
- 時期
- 八重桜の咲く頃 (4/10-5/5 地域にもよる)
- 鉢
- 浅い素焼き
- 通気性がよく、小さめのサイズ
- 根が下方高に余り伸びないので浅い鉢が植え込み材を無駄にしない
- 植え込み材
- 水苔
君子蘭
性質
- 葉焼けしやすい
- 7 - 8枚の新葉の出たところで花が咲く
- "木立性" 葉が立つ
- "ダルマ系" 葉が垂れる
- 開花期
- 3 - 6 月
- 開花の様子
- 株の中央から花茎が立ち上がり、先端に蕾を持った花茎が葉より高い位置まで伸びる。
- 育成環境の温度が高すぎると、葉の上に花茎が伸びきる前に花が咲き出してしまう。
管理
- 育成環境
- 日当たり
- 50%程度の遮光
- 葉焼けしやすい
- 風通しの良い場所
- 屋外育成期間
- 八重桜の咲く頃 - 11月初旬
- 水やり
- 5-11月 (屋外飼育期間)
- 鉢の表面が乾いたら (雨天を除き毎日)
- 11-翌4月 (屋内飼育/低活性)
- 鉢の表面が乾いてから、2-3日後 (根腐れ防止)
- 肥料
- 屋外育成期間中(暖かい時期)に追肥する
- 置き肥 骨粉入り油粕(窒素, 月1交換)
- 燐酸系肥料(マグァンプなど, 月1交換)
- 花後の管理
- 花茎の切り取り
- 花が咲き終わったら、花茎を下の方から切り取る
- 植え替え
- 判断基準
- 株が鉢からはみ出したとき
- 時期
- 八重桜の咲く頃 (4/10-5/5 地域にもよる)
- 鉢
- 駄温鉢
- 小さめのサイズ
- 植え込み材
- 赤玉土
月下美人
クジャクサボテン (Epiphyllum hybrid)
月下美人 (Epiphyllum oxypetalum)
性質
- 開花期
- 夏
- 育成上の注意
- 乾燥気味を好む (サボテン)
- 葉焼けしやすい
管理
- 花後
- 花柄を取り除く
- 植えかえ
- 必要性
- 根が張りすぎると、生育できなくなる
- 判別法
- 水がスムーズに染み込まなくなった(根張り過多)
- 時期
- 八重桜の咲く頃から秋
- 鉢
- 駄温鉢 (縁:釉薬あり/本体:素焼き)
- 植え込み材
- 赤玉土
- 屋外育成期間
- 八重桜の咲く頃 - 11月初旬
- 育成環境
- 風通しの良いところ
- 真夏の直射日光が当たらないところ
- 肥料
- 油粕と骨粉を固めた置き肥
- マグアンプ等の燐酸系肥料
- 水やり
- 根腐れに注意
- 冬期(冬越し)
- 鉢の表面が乾いてから1週間後
- 春-秋期
- 鉢の表面が乾いてから2-3日後